巫女装束研究
-緋袴(ひばかま)-
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上図の巫女装束は管理人の所有する緋袴を使用して計測しました。
物が衣類であるので多少の誤差は含んでいるものと思って下さい。
巫女装束の緋袴の多くはスカート状となっており、
剣道や弓道の袴(以後胴着と呼ぶ)のように二股には分かれていません。
また、胴着と違い腰当てがありません。
その代わりに腰部44cmには袴の中に腰当てに相当する物が入っています。
(ちょっと固めになってます)
上図では腰部の灰色の線の間44cm部分に当たります。
腰部の白い紐も巫女装束の特徴です。
2本の紐が布一枚を縫うように通ってます。
(布の裏側まで貫通していません)
これは腹側と背中側の両方に入ってます。
前後での違いは帯の長さがあります。
前面部の帯は左右共に138cm
背中側は左右共に80cmとなっています。
上図袴絵の下のギザギザは
袴前面部の袴の重なり方を表しています。
上図記載の「緋色」の16進表示は
緋色を調べた結果、数十という種類の「緋色」が得られたため、
その平均の色を「緋色」として計算上求めたものです。
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